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ロビン~女の股間に狙いを定めて~
第4章 マリアの仕返し
どうしようかと泣き出しそうになっていると
背後から「マリア?こんなところで何してんの?」とレスリーに声をかけられた。
夜道は危ないよ、
うちに来なよと
レスリ-はマリアを家に連れ帰った。
「本当に助かったわ。
あのまま道に迷って
ここに辿り着けない所だったんだもの」
目的のレスリ-の家にたどり着けて
マリアはホッとした。
「運がよかったな、
俺が飲み屋から帰ってきたところに出くわして」
レスリーはそう言いながら、
まだ飲み足りないのか
グラスにワインを注いだ。
呑めるんだろ?
そう言って手渡された液体は
真紅の液体でとてもよい香りがした。
「それにしてもこんな夜更けにどうしてここへ?」
「どうしてもこうしてもないわ。
早く機嫌を直して
マーガレットを連れ戻しに来てよ。
じゃなきゃロビンとゆっくりとお話も出来ないわ」
「あいつやっぱり
またロビンの家に転がり込んだのか…
喧嘩するといつもあそこに逃げるんだ」
まあ、そのうち連れ戻しに行くけど、
今夜は遅いからここで寝なよと寝室に案内された。
「まあ、広いベッドね」
「まあな、マーガレットと二人で寝るベッドだから
そのベッドを使うといい。
俺はソファで寝るからさ」
「ソファで寝たら風邪を引くわ。
こんなに大きなベッドなんだもん、
一緒に寝ましょうよ」
「いいのかい?
俺、もしかしたら寝ぼけて
マーガレットと間違えて君を襲ってしまうかも…」
「あら、それは楽しみだわ」
涼やかに笑うマリアの横顔を見ながら、
ロビンは臆病だから
彼女に指一本触れていないだろう…
なら、俺が先に頂くことにするさと
密かにマリアの体を狙っていた。