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調教物語~ある男の性癖~
第10章 夜のデート
会社の外にでると
武郎が少し離れた場所で待ってくれていた。
「とりあえず、何か食べよう」
おしゃれなお店を期待した咲希だったが
連れていかれたのはファミリーレストランであった。
期待外れだったという思いが顔に出たのか
「ん?高級料理店でも想像していたか?」と
武郎は突き放すようにそう言った。
「いえ…
武郎さんとならどんなお店でも構いません」
席につくなり武郎は
「ちゃんとノーパンで来ましたか?」と
そのように確認してきた。
「はい…
ショーツは脱いでます」
そのせいで
脚をずっと閉じていなくてはいけなくて
気が休まることなく食事をするだけでヘトヘトになりそうだった。
そんな咲希に武郎の言葉が追い討ちをかけた。
「脱いだショーツを見せなさい」
「えっ?」
「聞こえませんでしたか?
ノーパンの証拠に脱いだパンツを
出せと言っているんだ!」
「は、はい!すみません!」
咲希は慌ててバッグから丸めたショーツを
武郎に手渡そうとした。
「それが?ハンカチではないだろうな?」
「いえ、正真正銘ショーツです」
「どれ、調べてやる」
武郎は咲希の手からショーツを奪うと
テーブルの上で広げた。
「あ!ちょ、ちょっと!
恥ずかしいからやめてください」
咲希は誰かに見られないように
慌ててショーツを手で隠した。