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調教物語~ある男の性癖~
第2章 筆下ろし
「もうだめだってば!
すごく深く逝きそうなのよ!」
言葉では拒むものの
薫は意に反して武郎の腰の動きに合わせて
下から何度もハメ合わせてくる。
パンパンという音に混じって
くちゅくちゅ、びしゅびしゅという
男と女のハメ合いでしか奏でない音が
なんとも心地よいハーモニーで
武郎の鼓膜をくすぐった。
私も逝くからあなたもいきなさいと
薫のおまんこの締め付けがキツくなる。
吹き出た潮でゼリーは流れ落ち、
薫本来のヌメりだけでペニスを潤わせてくれた。
生挿入の気持ちよさが
武郎に射精を促してくる。
「ダメだ!逝くっ!!」
低く呻くと、
武郎はありったけの精液を薫の中に注ぎ込んだ。
しばらく二人は動けなかったが
萎れたペニスが名残惜しそうに抜けた。
そのタイミングで
「これで何もかも終わったわね」と
薫が最後のキスを武郎に捧げた。
「なあ、旦那と別れて俺と結婚しないか?」
セックスしている間、
ずっと心に思っていたことを武郎は告白した。
「はあ~?何、バカな事を言ってるのよ」
さあ、これで終わりにしましょうと
薫は武郎にパンツを履かせはじめた。
「マジなんだよ!俺はあんたが好きだ!」
「悪いけど、あんたの何十倍も
私は主人が好きなの」
ここでの恋愛と本当の愛を勘違いしないでねと
薫は冷たく言い放った。