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調教物語~ある男の性癖~
第14章 恋敵

「うっ!逝くよ!!」

ものの数分で大槻はギブアップした。

丁度よかった。
演技であえぎ声を発しつづけたものだから
加菜恵は喉が乾いていた。

早く終わってもらって
冷蔵庫に入っている冷えたビールで
喉を潤したいと思った。

「あ~!逝くっ!逝くっ!」

独りよがりのセックスで
射精を迎えようとしている大槻は
スッと加菜恵の体から出て行き
加菜恵の顔へペニスを近づけた。

『えっ?顔射?』

ちょ、ちょっと待ってよ
心の準備が…

思うまもなく大槻は白く熱い精液を
加菜恵の顔面に打ち付けた。

勢いよく発射したあとに
ドロドロと勢いのない精液が亀頭から流れ出て
それを加菜恵の頬でぬぐった。

『下手くそやわ…
うち、ちっとも気持ちよくなかったわ』

心の中で大槻を罵倒しながら
加菜恵はハアハアと呼吸をして
「大槻さん、すごく良かった」と嘘をついた。

二回戦に突入するのかと思いきや
大槻はさっさとシャワーを浴びて着衣を始めた。

「ねえ、もう帰るん?」

「なんだい、もっとしたいのかい?
安心しな、
これからもちょくちょく抱いてやるからさ」

一丁前にジゴロを気取る大槻に
加菜恵は吹き出しそうになった。

「ほんまに?
うちを大槻さんの女にしてくれるん?」

「ああ、そのつもりだよ」

目を見て話さない大槻は
きっと咲希と加菜恵の
二股交際を企んでいるのだろう。

『まあええわ
あんたら二人の仲をぐちゃぐちゃにできたら
あんたとはおさらばや』

心と裏腹に「嬉しいわ」と大槻に抱きつき
してやったりとペロリと舌を出した。

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