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調教物語~ある男の性癖~
第16章 蝶の女との再会
仕事用だろうか、
佐智子の体からは香水の匂いがプンプンしていた。
「シャワーを浴びるかい?」
「そうね…
できればゆっくりとお湯に浸かりたいわ」
わかった、待っていろよと命じて
武郎はバスタブに湯を張った。
武郎がバスルームから出てくると
佐智子はすでに下着姿になっていた。
「ずいぶんと用意がいいんだな」
「お互いに知らない間柄でもないんだし
早く愛し合いたいのよ」
そう言われると
武郎の股間もムズムズしてくる。
急いで武郎も下着姿になって
佐智子と抱擁する。
唇を重ねると「舌を入れてもいいぞ」と
命じるまでもなく進んで舌を差し込んできた。
おそらく緊縛には興味があるものの
根っからのM女ではないのだろう。
少々物足りなかったが
この部屋はSMルームではないので
そういった趣向のグッズも置いていなかった。
「残念だけど
ここには麻縄がないよ
だから今夜は佐智子を縛れないな」
「我慢するわ…
でも、バスローブの紐があるじゃない
せめて手首の拘束はして欲しいわ」
そう言うのもいいな…
考えただけでワクワクして
武郎のペニスはすぐさま反応した。
「来てください
ペニスを洗わせて欲しいわ」
佐智子は武郎の手を取ってバスルームに導いた。