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調教物語~ある男の性癖~
第16章 蝶の女との再会
「さっちゃんはこの殿方と愛し合い
私はこちらの酔い潰れている殿方を
頂いちゃおうかしら?」
ニコニコしながら話すママさんの言葉は
どこから本当でどこからが嘘なのか
まったく真意が読めなかった。
「じゃあママさん、
今夜は店じまいしちゃいます?」
さっちゃんがそう言うと
もうそのつもりで表の看板の明かりは消したわと
ママさんは妖しく微笑んだ。
30分後…
武郎とさっちゃんはラブホテルの一室にいた。
「驚いたよ、マジで誘われるなんてさ」
「私たちをくっつけようと言うより
ママさん、お連れの殿方を食べたくなったのよ」
「えっ?」
「あのように酔いつぶれたお客さんの
おちんちんを舐めるのがママさんの楽しみなの」
「マジで!?
それなら今度、
僕も酔いつぶれてしゃぶってもらおうかな」
「いいわよ、私がおしゃぶりされたがっていたと
ママさんに伝えておくわ
でも、酔いつぶれていないとダメだから
しゃぶられた記憶などあなたには残らないけど」
さっちゃんはそう言うとクスクスと笑った。
「なあ、いつまでもさっちゃんとは呼べないし
いい加減に名前を教えてくれよ」
「そうね…
源氏名でいいかしら?
私は佐智子よ。
あなたはなんと呼べばいいかしら?」
ご主人様と呼びなさい。
そう言って武郎は佐智子を抱き締めた。