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調教物語~ある男の性癖~
第16章 蝶の女との再会

「佐智子、気持ちいいか?
この体位はな、四十八手の浮き橋というものだよ
後ろからハグされながら挿入されるって
気持ちいいし安心感があるだろ?」

これほど甘い挿入をされるとは
思ってもみなかったので
佐智子は武郎に愛されてあることを実感して
すぐさま「逝きそうです…逝ってもいいですか?」と武郎に甘えた。

「逝く?そんなに簡単に逝ってもいいのか?
もっともっと気持ち良くなることをしてあげようというのに」

武郎は背後から佐智子の腰を羽交い締めするように
きつく抱き締めると「くっ!」と力をこめて
佐智子の体を自分の体の上に抱き寄せた。

後背位なのに天と地が真逆になっていた。
ベッドに押し付けられる後背位と違い、
武郎の体の上に乗せられ
不安定でずり落ちそうになるのを
股間に挿入されたペニスが辛うじて支えていた。

「佐智子、天井を見なさい」

武郎は佐智子のタオルを解いて
視覚を与えてあげた。

武郎の指示どおりに天井を見上げると
部屋の天井は鏡張りとなっていて
仰向けに寝ている佐智子を映し出していた。

佐智子の下敷きになってくれている武郎が
背後から腕を回して乳房を捏ねてくれた。

「ご主人さま…とても素敵です」

「まだまだ面白い光景が見れるぞ
さあ、脚を開きなさい」

言われるままに脚を開くと
ものすごくエロチックな姿を目の当たりにした。


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