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第17章 男なら誰でも食っちゃうママ

『えへへ…たまんないねえ
さっちゃんみたいな美人とセックスできるなんて
今夜の俺はついてるぜ！』

さあ、そろそろ挿入をさせてもらおうかな。

いや、待て！
美人のおまんこを記念に写メさせてもらおうか

「なあ、脱がしたスーツはどこにあるんだい？」

スマホを取り出そうとしているなんて
何も知らない菊乃は
「スーツなら、たたんであなたの足元に…」と
教えてしまった。

寺嶋は手探りでスーツを見つけると
これまた手探りで
スーツのポケットからスマホを取り出した。

スマホのサイドスイッチを押すと
画面が明るくなって
暗闇に寺嶋の顔を心霊のように浮かび上がらせた。

ニヤニヤしている寺嶋が視線を菊乃に向ける
だけど、スマホ画面が明るいために
寺嶋からは菊乃がよく見えない。

反対に菊乃からは
寺嶋のスケベそうな顔がバッチリと見て取れた。

「なに？なんなの？
一体どうしようって言うの？」

菊乃はあわてて顔を両手で塞いだ。

「えへへへ、今夜の記念に
あんたのヌードを撮っておきたいんだよ」

「いやよ！そんなの撮らないで！」

顔を写されなくても
50前のくたびれた体を撮られたら
エッチの相手が佐智子でないことがバレてしまう！

「まあまあ、そんな堅いことを言うなよ」

撮らないでとお願いする菊乃を無視して
寺嶋はカメラアプリを起動させた。