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調教物語~ある男の性癖~
第18章 分岐点

それにしてもおかしい…


武郎は朝の異変に気づいていた。

咲希からのモーニングコールがないのだ。
まあ、佐智子とベッドインして
そのまま朝を迎えたので
咲希からのコールがないのは
幸いと言えばそれまでだが…

変にコールがあれば
それはそれで佐智子に他に女がいるのだと
武郎に不審を抱いただろう。

それはそれで良いのだが
他の女を抱いているから
コールしてくるなとも言っていないのに
咲希から連絡がないのはどうも引っ掛かる。


そういう思いをしているのは
咲希の新たな男候補の大槻も同じだった。

昨夜、残業を終わった頃を見計らって
お疲れ様コールをして以降、
咲希からの連絡がバッタリと途絶えた。

「疲れてぐっすり寝ているのかな?」

それにしても、そろそろ起き出さないと
遅刻してしまうぞと
何度かコールしたりLINEを送信したが
いくら呼び出しても電話に出ないし
LINEはずっと未読スルーだった。

始業時刻になっても咲希が出勤してこないので
体調不良にでもなって欠勤するのかと思い始めた。

それならばそれで
今夕は咲希の部屋を訪ねてお見舞いしないと…
仕事をしながら大槻は
ボンヤリとそんな事を考えていた。




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