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調教物語~ある男の性癖~
第20章 転勤

ペニスを抜いて欲しいと
岩下さんは武郎の下腹部を
げんこつで何度も叩く。

鍛えられて発達した腹筋に守られた腹は
女のパンチぐらいではビクともしない。

「大丈夫、ペニスを咥えさせられる喜びが
少しずつ大きな渦になって
お前を今まで感じたことのない
魅惑の世界に連れていってくれるから」

武郎は岩下女史の頭を鷲掴み
ゆっくりと腰を振り始める。

ぐぅぅぅ!!ん…っ!ん…っっっ!

長く太いペニスは
腰を前に押し出す度に
岩下女史の喉をグリグリと擦り付けた。

吐き気が何度も襲い
先ほど食べた夕飯が逆流し始める。

『殺される!!!』

武郎は殺しはしないと宣言したが
このままでは窒息してしまうと
岩下女史は禁じ手を使うことにした。

そう、睾丸への攻撃だ。

岩下女史は手のひらを握りしめ
拳を作ると、
それを武郎の股間めがけて打ち付けようとした。

しかし、その攻撃を実行する前に
岩下女史は目の前が暗くなり
酸欠で失神した。



次に岩下女史が意識を取り戻すと
武郎はソファにふんぞり返って
タバコをふかしていた。

『ここは禁煙室よ』

そのように注意しようとして
私はなぜベッドに横たわっているのだろうと
記憶の断片を追いかけた。


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