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調教物語~ある男の性癖~
第24章 大阪の女

愛弓はヒクヒクと身体を波打たせ、
中に叩きつけられる熱い飛沫を感じていた。

精液の熱に飲み込まれないよう
武郎の名を何度も呼びながら、
必死に胸にしがみついた。


「出しちゃったのね……」

愛弓がうらめしそう呟やいた。

『やばっ!!
いつもピルを飲ませていた加菜恵や咲希の感覚で
つい、出しちまった!!』

ハアハアと荒い呼吸を整えながら顔を上げると、
愛弓と目が合った。

「だからコンドームを着けてって言ったのに…」

愛弓は頬を膨らませて、
すねた顔をして見せたが内心はとても嬉しかった。

『私の中で果ててくれた…』

正真正銘に武郎の女になれた気がした。

「まだ萎んでこないから…
このまま続けていいよね?」

武郎が囁く。

「……ぇ…?」

終わり…じゃないの?


武郎は腕で額の汗を拭うと、
そのまま愛弓の手を取り
しっかりと指と指を絡ませた。

「武郎……」

武郎は愛弓の目を見つめて何も言わない。
そしてまた、ゆっくり腰を動かし始めた。

「……ァ…ッ?!」

先ほどイッたばかりのおまんこが、
同じ快感を期待して新たな蜜を流れ出しはじめる。
膣は早くも収縮を始めた。

武郎の舌が愛弓の首すじに滲んだ汗を舐め取る。

中に出された精液と、
新しく溢れる愛液がぐちゃぐちゃに混ぜられ、
武郎が動くたび、卑猥な音を立てる。

わざとくちゅくちゅと
音が出るようにしているのではないかと疑うほど、
その音は室内にこだまして耳につく。

武郎…愛してる…

愛弓がそう言うと
それに応えるかのように武郎は口を吸ってくれた。

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