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第24章 大阪の女

生挿入はイヤなのに、
なぜだか期待と興奮が比例して高まってしまう。

ゆっくり、ゆっくり、
快楽を覚えている感覚まで、
武郎のペニスが着実に擦り付けてくる。

膣壁が擦られるたび、
甘いため息のような吐息が愛弓の口から漏れる。

武郎のハアハアハアという吐息が愛しい…

「ぁ…はあ…少し動いただけで
すっごい気持ちぃいね…ぇ……」

武郎が愛弓の目を見て、
嬉しそうにふふっと笑う。

「俺たち、体の相性ぴったりだね」

焦ったいほど優しくペニスが中を擦る。

「あぁ……んっ」

気がつけば、愛弓は淫らに腰を振り、
奥に射精されるのを待ちわびていた。

「た……けろ…ぅ…」

「ぅあっ……
そんなに締め付けないでくれよ」

武郎は愛弓を抱き締めるのだが、
腰だけが激しく波打つ。
そしてだんだんと
腰を振るスピードが早まって行く。

武郎が「ぅぅぅっ」と歯を食い縛らせていた。

亀頭の先が何度も膣の最奥を叩きまくる。

「出すぞ」

囁く声と同時に、
熱いものがドクドクと奥に注がれる。

ゴムを着けたペニスとは全く違う。
熱さもそうだが、
ペニスが子宮の奥まで精子を送るかのように、
ビクビクと陰茎を蠕動させる振動が
膣全体に伝わった。