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調教物語~ある男の性癖~
第26章 奇跡の再会

床に寝て一晩を明かすと
体のあちらこちらに痛みを覚えた。

顔を洗おうと洗面台の前に立つと
鏡に写った自分の顔には
目の下にクマが出来ていて
なんだか一気に老けた気分になった。

「あなた、急がないと遅刻しちゃうわよ」

ようやく起き出した裕美子が
早く支度しろとばかりに武郎の尻を叩いた。

振り替えると裕美子は素っ裸で立っていた。

「おいおい、時間がないっていうのに
セックスなんてしている場合じゃないだろ」

「うふふ、いくら好き者の私でも
そんな四六時中セックスを求めないわ
今からシャワーを浴びるのよ」

「そんな時間はないだろ?」

「残念でした
私、これでも重役よ
10時出勤でいいの」

それで余裕をかまして
深夜に俺を襲ってきたわけか…
バカ正直に応えてやった俺がアホだった…

朝から気分が悪い。
早く会社に出勤して愛弓の綺麗な顔を見ないと
やってられない。

昨日と同じスーツに袖を通そうとすると

「ダメよ!そんなみっともない真似はしないで」と
まるで世話女房気取りだ。

ますますむしゃくしゃしてくるが
グッと我慢して愛弓の事をお願いしてみた。

「なあ、営業部にいる女性を
俺の秘書にしたいんだけど
辞令を書いてくれないか?」

「はあ?
バカね、私にそんな力があるわけないじゃない
そういうことは支社長にお願いしてみることね」

裕美子は営業部の女と聞いただけで
その女を武郎が抱いたのだとピンときたので
死んでも辞令など書いてやるものかと思った。


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