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調教物語~ある男の性癖~
第31章 再生の時

事件があってから
ひと月が過ぎようとしていた。

たくましい体躯の持ち主だった武郎は
見る影もなくやつれていた。

何度か秘書の愛弓を
裕美子が連れ帰って来てくれたけど、
愛弓の顔を見るのも辛くて
申し訳ないが会わずに帰らせた。

やがて立花の公判が始まると裕美子から聞いた。

その件で検察側も弁護士側からも
証人として法廷に立って欲しいと
何度も連絡をいただいたが
立花の顔を見るだけで発狂しそうなので
丁寧にお断りした。


「あなた…このままではダメになってしまうわよ」

そう言って裕美子は
毎晩のように武郎を抱き締めてくれた。

一緒に寝るなんておこがましいとは思ったが
ダブルベッドが一台だけなので
嫌でも裕美子と
ベッドを共にしないといけなかった。

だけども、
それが、なお一層辛かった。

裕美子は佐智子を忘れさせようと
毎晩のように必死に体を弄ってくれた。

あれほど精力絶倫だったにも関わらず
不能者のように
股間のものは、
ただ小便を排出するだけの器官になった。

「大丈夫。私があなたを元に戻して見せるわ」

技巧を駆使して
裕美子は武郎のペニスをしゃぶった。
佐智子という女を忘れさせるには
自分に振り向いてもらうことだと信じて
裕美子は武郎に尽くした。



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