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調教物語~ある男の性癖~
第32章 最終章

「すまん…
愛弓には迷惑をかけてしまった…」

怒り心頭の愛弓に向かって
武郎は深々と頭を下げた。

「ったく!冗談じゃないわ!
本部長が居なくなったから
私はまたヒラ社員に降格よ
秘書の肩書きをもらってから三日で降格よ
三日天下だなんて
私は明智光秀じゃないっつうの!」

上手いことを言うもんだと
思わず吹き出しそうになった。

「まあ、なんにせよ怒る元気が出てよかったわ
武郎さん、この子ね、あんたが居なくなったと
それはそれは落ち込んでたのよ」

薫は娘の愛弓から詳細を聞いていた。
尽きぬ話もたくさんあるだろうからと
薫は「先にお風呂を頂いて休ませてもらうわね」と
一人でさっさと二階の居住区へ上がりかけた。

階段の途中で思い出したように
「あ、そうそう、愛弓、
今夜は私と一緒に寝るのよ」と言った。

「えっ?なんで?」

「あんたのお布団、武郎さんに貸してるから…
まだお布団を買ってないのよ」

良かった…
今まで薫と布団一組で抱き合って寝てたと
愛弓が知ったら発狂しかねない。

薫の言葉を受けて「うん、それでいいわ」と
あっさりと聞き流した。

武郎は、薫が二階に上がったのを確認すると
「で、会社の方はどうなった?」と
愛弓に詳細を求めた。




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