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調教物語~ある男の性癖~
第6章 女の嫉妬
加菜恵の下着姿をみて
咲希は更に驚いた。
なんとも言えないエロチックな下着を
身に付けていたのだから
陰毛部分と女性自身を隠すだけの
ホントに小さなTバック…
乳首がうっすらと透けて見える
シースルーのブラ…
一見、ここは風俗店の着替えルームなのではと
錯覚するほどだった。
そして小さなTバックを履いていることから
どうやら加菜恵はアノ日ではないのだと気づいた。
「何をジロジロ見てるん?
恥ずかしいやないの」
恥じらいの言葉を発しながらも
あなたにはこんな下着は
似合わないでしょうねという
優越感を漂わせていた。
「あ、いえ…
素敵なランジェリーだなと思って…」
「この会社、確か下着の規定はなかったやろ?
さっきも言うたけど、
うち、自分自身をさらけ出すことにしてん」
加菜恵はそう言って眼鏡を外して
カラーコンタクトを装着した。
なんとも言えぬ妖艶な女が出来上がった。
「なあ、ちょっと話があるさかいに
お昼、一緒に食べへん?」
「別に構わないけど…」
「どうせ、お弁当なんやろ?
そしたらお昼に屋上で待ってるさかいに」
加菜恵は、そう言うと
さっさと制服に着替えてロッカー室を出ていった。