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サトシのHなエッセイ
第4章 「Hな本に」ついて②
「何じゃ、こりゃぁ・・・!」
思わず松田優作になって叫びました。(小声で)

ところで、皆様は。
「日活ポルノ映画」を御存知でしょうか。

アダルトビデオ等、無い時代。
場末の映画館で上映していました。

でも、高校二年生では入れません。
薄ボケたピンク色の看板を、羨望の眼差しで。

深夜番組でさえ、親の目を盗んで観る時代。
そんな憧れの「日活ロマンポルノ」。

ポルノ!(死語)
ロマンポルノ!(やっぱり死語)

当時、少年達は。
「日活」という単語を聞くだけで。

「ピー(≧o≦)」が、充血しました。

そ、それが何と!
「映画の友」はその機関紙だったのです。

サトシ少年が何気に開いたページには。
深夜番組で一瞬でしか流れない映像が。

てんこ盛り!

おいおいおい・・・。
サトシ少年、あたりをキョロキョロ。

ゴクリと。
喉が鳴りました。

おっとぉ・・・。
値段は?

何と。
580円!

り、良心的だぁ。
しかも、エロマンガ付きだぁ!

買える!
買えるぞぉっ・・・ぞぉっ・・・ぞぉっ・・・。

再び、サトシ少年。
辺りをキョロキョロ。

幸い、誰もいない。
近所には同級生の女子もいない筈。

では、レジは?
オッサンだぁ!

いつものパートのおばさんではない。
店長らしき年配の男性。

今日はポテチもコーラも無し!
と、言いたいところだが。

さすがに単独でエロ本は。
素早く計算して、かさばるお菓子を。

オッサンがレジ打ち(今のようにピッではない)している間。
腕時計の時刻を合わせるふりして。

何とか、ミッション遂行!

「ダァッー。」
と、叫びながら帰宅。(マジで興奮してました)

本棚の隙間に隠して。
何気に夕食。(味、しない)

真夜中、こっそりと。
堪能しました。(涙)

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