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ご清楚ですが何か
第2章 迷える継母
外回りから帰ってきた昇と一緒に会社を出る
途中まで方向が一緒なはず
幸子は少しワクワクしている

「いやぁ、暑いね。」

昇が汗をハンカチで拭いている

「ビールでも飲みに行きませんか?」

幸子が誘う

「じゃあ、一杯だけ。」


立ちながら飲めるお店
カウンターのみの小さな店に入る

「あー旨い。」

二人で乾杯する

「何に乾杯?」

昇が聞く

「昇さんのわが社にようこそ祝い。」

「じゃあ、俺はさっちゃんの再婚祝い。」

二人でただ飲む

昇はもう飲み干して喉まで赤くなっている

「弱いんですか?」

「こう見えてね。」



店を出て二人で歩く

「途中まで送るよ。」

まだ20時くらいだが人気はまばらになっていた
若者とすれ違う
みんな夏の装い
楽しそうだ

狭い路地でイチャイチャしているカップルもいる

「良いなぁ若いって。」

昇も見ている

あたしにもあんな頃が
幸子がぼーっとイチャイチャカップルを眺めていると、カップルは周りを見回しつつキスを始めた
なかなか濃厚なキス
女の子の方はやめようと肩を押して抵抗するも男の子の方が強引に舌を入れている模様

幸子は心の中で実況中継をする

キスをしながら向きが変わり
女の子の顔が少し見える
どこかで見たような、、ん?

幸子が立ち止まったので昇も立ちどまる

「どした?」

「いや、人違いかな。」

「あまりまじまじ見たら駄目だよ。」

昇に諭されるが幸子は目を離せない
 
やっぱりそうだ
濃厚キスを繰り広げているのは
義理の娘、槻ではないか
しかも相手は高校生じゃなさそう
大学生?にしても髪を金髪に染めている
チャラいなー

「知り合い?」

「うん。夫の前の奥さんとの娘。」

昇に敬語を使うのも忘れ呆然とカップルを見ていた
カップルはそのまま街中へ消えゆく

「良いじゃないキスぐらい。」

昇と幸子はまた歩き出す

「いや、うらやましいなって。人目を構わずさ。」

「さっちゃん、もう敬語使わなくていいよ。俺一応新入りだし。」

後をつけた訳ではないが自然と槻とそのチャラ男の後ろを歩く
二人はなんとラブホに入ったではないか

「嘘でしょ。」

幸子は驚く

「高校生でかぁ。」

昇もびっくりしている
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