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ご清楚ですが何か
第9章 フォンデュ不倫
男性の声
だけど私を名前で呼ぶのは相当親しい関係の人だ
チョコの中にマシュマロを突っ込んだままゆっくり振り向く
「、、昇さん!」
「旅行?」
「ええ。」
昇も浴衣姿だ
「あ、こうするんだよ。」
幸子の手に手を重ねてフォンデュの漬け方を教わる
昇の男らしい上品な手が重なる
ドキドキしてきた
こんな風に自然に手を重ねるところとか
慣れてるのよね
「ほらっ。」
マシュマロがチョコ漬けになっている
「あ、ありがと。」
「俺はパイナップルかな。」
慣れた手つきでフォンデュしている
「エッチね。」
「幸子ちゃんには負けるよ。」
昇は動じない
「浴衣姿素敵です。」
少し胸元が空いているような気もする
そこが堪らなくセクシーでぞくぞくした
「幸子ちゃんは泊まりなの?」
「はい。」
幸子はわざと昇から客席が見えない位置に立つ
松下と来ているとばれたくない
「おおよそ検討つくけどね。」
「興味ないです?」
「あるよ。」
昇が真顔でフォンデュしている
もう、パイナップルはひたひたになっていた
「私のこともフォンデュしてくれます?」
冗談で言ったのに手を取られて人差し指をフォンデュに突っ込まれる
「いやっ。」
客席からは死角にはなっているが
衛生的に良くない
しかし昇の手が重なると幸子は抵抗できないでいた
「ほら。」
指を引き抜かれて口元に差し出される
「強引だわ。」
チョコが垂れそうだ
幸子は指を舐めた
昇に見られながら
やばい興奮する。濡れてきたわ
舐めながら浴衣をずらして下着をちらつかせてみる
「上級者はこれじゃなびかないですよね。」
「まだチョコ付いてるよ。」
指を掴まれて舐められる
「おいしい。別の意味で。」
幸子は完全に火がついてしまった
「後で、抜けませんか。」
「いいよ。」
もう完全に心を持っていかれたのであった