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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第1章 ★おばあちゃんの命日★

私はメグだよ。小学校の5年生だよ。
小学生だからってさあ、上から目線で見ないでよね。

今回のお話は、「私んちは淫乱家族」の続編ですから、よろしくね。

私んちはね、信州の小さな町の、昔ながらの農家が並ぶ住宅地にあるんだよ。
家は旧家だったらしくて、平屋なんだけど部屋がいくつもあって、けっこう広いんだよ。
だから、お兄ちゃんもお姉ちゃんも私にも、それぞれ自分の部屋をあてがわれて、畳敷きの上にベッドが据えられている。

お父さんとお母さん、高校生の健二お兄ちゃんと中学生の麗子お姉ちゃん、それに、おじいちゃんと私の6人家族だよ。

居間にはいつも座卓が置かれて、みんなで座って食事をするんだよ。
ふすまはいつも開けっ放しだから、外の風景は丸見えだし、自然の風も舞い込んでくる。

夏休みが終わって秋だというのに、まだまだ厳しい残暑が続いています。
アブラゼミやクマゼミは交尾を終えて死に絶えたのか、ツクツクボウシだけがうるさく鳴いています。


(^_-)-☆ おばあちゃんの命日 ♪♪

今日は日曜日だから、お父さんはパンツだけで、のんびりと胡坐(あぐら)をかいて朝の食事をしています。
お兄ちゃんは日曜なのに珍しく、洗い立てのシャツを着てズボンも穿いています。

お母さんはシースルーブラックのスリップを着ています。黒バラの刺繍入りパンティが透け透けです。
半透明の黒スリップと、黒バラパンティの取り合わせが、なぜか意味ありげに妖艶なのですよ。
どうしてお母さんが色っぽい下着姿なのか、あとで理由が分かりましたけどね……。

麗子お姉ちゃんは、スノーホワイトのロングキャミソールです。
女のくせに胡坐をかいて、味噌汁をズルズルすすっています。

私はホワイトブラウスに白のショートパンツで、これから桃ちゃんちへお出かけです。


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