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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第1章 ★おばあちゃんの命日★

私はね、クラスメイトの桃ちゃんの家で、お友達と4人でテレビゲームをする約束をしているから、そそくさと朝食を済ませました。

「行ってきまーす!」と、大きな声を投げかけて玄関に向かおうとしたら、おじいちゃんに呼び止められました。

おじいちゃんはいつも早起きだから、一人で朝食を済ませると、居間の座椅子に背もたれして新聞を読んでいるんですよ。

「おい、メグちゃん、ちょっと待て! どこへ行くんだ?」

「桃ちゃんちだよ」

「こんなに朝早くから、桃ちゃんちで何をするんじゃ?」

「みんなと一緒にテレビゲームをして遊ぶ約束をしてるんだよ」

「おお、そうか……」

「なによ、おじいちゃん、そんな顔して、どうしたの?」

「うーむ、いや、実はなあ、今日はおばあちゃんの命日なんだよ。だからな、メグちゃんと一緒におばあちゃんを弔(とむら)ってやりたいと思って、待っていたんだがな……」

「ふーん、おばあちゃんの命日かあ……」

おばあちゃんの命日と聞いては、私も知らんぷりはできません。
おばあちゃんを弔うために、わざわざ私を待っていたって言われて、おじいちゃんの寂しそうな顔を見たら、可哀想になって無下にはできませんよ。


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