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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第5章 ★テレビゲーム★

卑猥な顔のピラニアくんに、桃ちゃんが問いかけます。
「貴くんさあ、このゲーム、誰かと試したの?」
「今日が初めてだよ。一人じゃできないからね」
「ふーん、貴くんってさあ、もしかして、メグちゃんを狙ってたの? メグちゃんとは初体験なんだよね」
「狙ってたとかじゃないよ。だって勝負なんだから、どうなるか分からないじゃないか。とにかくオレは勝ったんだから、メグちゃんに罰を与えるよ。だからさあ、俺たちが桃ちゃんちの庭でヤッてる間に、桃ちゃんとハイエナで勝負しろよ」
ピラニアくんに煽られて、桃ちゃんの目はすでに、負けず嫌いのゲーマーです。
「うん、要領が分かったから、私は負けないよ」
そう言うと桃ちゃんは、厳しい表情で私からコントローラーを受け取ったのです。
ピラニアくんはハイエナくんに激励の声をかけて、コントローラーをしっかりと握らせると、私を振り向いて微笑みます。
「じゃあ、メグちゃん、庭に行こうぜ。お姫さまみたいに庭でファックしてあげるから」
「ちょっと不本意で悔しいけど……仕方がないから、ヤラせてあげるよ」
私は覚悟を決めて、ピラニアの貴くんと一緒に玄関を出ます。

