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Start Over Again
第6章 男の匂い
果てた余韻に体を震わせ、朔ちゃんにしなだれかかりながら、はぁーはぁーと肩で息をする。
落ち着くのを待ってくれているのか、朔ちゃんが私の首や耳あたりにチュッ…チュッ…と優しくキスをしている。
敏感になってしまった体にはそれすらも刺激になるんだけど、それをやめさせる気力がない。
「一度、流そうね」
私を抱きかかえたまま手を伸ばし、シャワーを出して泡まみれになった体をきれいにしてくれる。
シャワーが止まり、もう浴室から出られる…。と思ったのもつかの間、朔ちゃんが私の体を支えながら自分の体をずらして膝立ちになり、私の頭や背中を支えながらそっと風呂マットに寝かせた。
まだ自分で起き上がれない私がうつろな目を向けると、にこっと笑って両手で私の裏ももを掴み、腰を曲げて頭を下げていく。
まさか、と思ったときには朔ちゃんの息が膣口にあたる。
大陰唇に指が触れ、続いて小陰唇を開かれ、無防備な膣口に遠慮なく舌が触れる。
「あっ…!」
私の声を合図に、舌先で膣口をつつかれ、味見をするかのように上下にぺろぺろと舐められ、溢れ出た愛液をじゅるるると吸い取られる。
「はぁ…おいしい…」
うっとりした表情でそんなことを言う朔ちゃんに膣内がきゅう…と反応する。
これ以上、気持ちよくなるのは嫌…。
そう思いながら朔ちゃんの髪に手を伸ばす。
すりすりと髪を撫でると、陰核にぬるりとした感触。
「あっ…や…やだ…っ…んっ……」
ちろちろと陰核の先をなぞられ、べろりと舌先全体でつぶされるようにしつこく撫でられ、上下にはじくように舐められて嬌声が溢れ出る。
浴室で響く嬌声が自分のものではないのでは、と思うほどいやらしく、それすらも快感に含まれていく。
朔ちゃんのやわらかい唇が陰核を包み込み、舌で刺激を与えられながらじゅるじゅると吸われて、頭がふわふわする。
そんな状態で膣口を指でぐちゅぐちゅといじられてしまえば、もう何も考えられない。
陰核に血液が集まっていく感覚に腰が浮く。
くらくらするほどの快感に何かにすがりつきたくなって自分の太ももを抱えるように強く掴むと、朔ちゃんの舌と指の動きがさらに早まった。