この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Start Over Again
第6章 男の匂い
「んっ…んっ…やっ…も……」
膣口をいじるだけで膣内へは指を入れないようにしてくれてた朔ちゃん。
だけど私が無意識に腰を大きく揺らした瞬間、動かすのを早めすぎた指がぬぷりと膣内に入ってしまった。
「…あっ!? …あああああっ!!!」
細長く骨ばった指が挿入された衝撃に、快感を認めきった体はとても正直で、遠慮なく大きく跳ねた。
「…い"っ! …くっ! ……あ"っ…んあ"あ"あ"あ"あ"」
目がちかちかして…立ちくらみのときのように視界がぼやける。
腰がこれでもかと浮いて、快感から逃げたいのに恥部を朔ちゃんの顔に押しつけてしまう。
「……あっ…あ…あ……あぇっ!? …やっ! …やだっ!!」
数十秒、動きを止めてくれていた朔ちゃんが、なぜか舌と指の動きを再開させる。
いったのに何で!? と思いながら太ももでぎゅっと朔ちゃんの頭を挟むけど、片手で簡単に止められてしまう。
「さっ…さくちゃ! …やめっ…やめてっ! …で…でちゃ…なんっか…でちゃ…!」
私の必死の訴えに陰核から口を離した朔ちゃんが「出しちゃっていいよ」とだけ言ってすぐまた陰核を口に含む。
間違えて挿入されたはずの指も抜かれることなく、ゆるゆると膣内を動き回る。
出しちゃっていいよって……
むり、むりむり、やだやだやだ!!!
少しでも陰核から口が離れるようにと足をバタバタさせたとき、朔ちゃんの指が膣内のある場所に触れた。
指の腹ですりすりと撫で上げられ、気持ちよすぎて目頭が熱くなる。
あ……もう、だめだ…。
「…でっ! でるっでちゃうっ……あああっっ!!!」
ビクビクビクッッ!!! と全身が激しく震えた。
朔ちゃんが陰核から、ちゅぽんっと口を離すと
ジョババババーー! と何かが勢いよく出てきた。
しばらく止まることなく流れ出るそれを朔ちゃんは満足そうに微笑みながら見つめていて、やっと止まった頃、膣内から指を抜いた。
「たくさん出ちゃったね、おしっこ」
おしっこ!??
私、おもらししちゃったの!?
ショックで涙ぐむ私の頭を撫でて、愛おしげに目を細める。
「可愛い。おもらししちゃうけいちゃん…めちゃくちゃ可愛いよ…」
えええええ……
とんでもない発言をする朔ちゃんを、ただただ呆然と見つめていた。