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第20章 ヒカルと沙也香

そして今沙也香に初めて使用したが恵美と沙也香をスムーズに抱く為にはヒカルから襲うわけに行かない…

由香はそれでも全く問題無かったがこの2人は身持ちが硬く彼氏など特定の好きになった相手としか関係を持たないだろうと思っていたが恵美はヤケクソでヒカルに抱かれて今の状況になった…それは本当に偶然と本人がヒカルを頼った事で起こった浩一にとっては棚ぼたで恵美には地獄行きの特急列車に乗ってしまったようなものだった…

今はSEXに狂わされて自己判別が正常に出来ていない…そうなるよう仕向けのは浩一だったが恵美以上に厄介だと思っていた沙也香は案の定ヒカルに頼る事なく普通に彼氏も作って円満な関係を築いていた…

色々多方面から小細工をしたが結局全て役に立つ事はなく浩一が香を安全圏に出して置きたいと思う気持ちと英治の隠れた本性が合致して今の状況になった…

そして浩一が思うよりも英治は香を気に入ってしまい今までやりたくても性格や周りの環境から出来なかったが浩一の誘いで道を踏み外すことになったあとは沙也香を責めず英治を香に転ばせるだけで済み案の定休みに狂ったように香が離れるかもしれないと言う浩一の囁きに動かされ沙也香を放置してしまいヒカルの言いなりになったとは思っていないが見事操られて香に転んだ…

その上沙也香を浩一に託して行ってしまった…浩一は思った以上の結果と状況に小躍りしたくなったが…

問題はこの後で沙也香が恵美のような申し出をする事はまず考えにくい…

そこで必要だと思い用意していた媚薬だった…効果を誰にも試して居ないので半分くらいは掛けに近い…

とは言えそれなりの評価実証済みの物である事は間違いなくその効果を信じて沙也香の隣に座っていた…

沙也香は何故振られたのかと自問自答しても分からず隣でヒカルが多分英治に頼まれて世話してくれていた…

ヒカルに寄りかかってしまいたいとは思っても由香がずっと好きで追いかけている…恵美もそう見えていたが大学に入って彼氏が出来色々問題があり別れて真司との付き合いもダメだったようで今は誰もいないようだったが凄い幸せそうで聞いても何も言わないので深入りしなかった…

由香は最近会ってないが少し前に集まった時にはいそいそと帰った事から誰か好きな人が出来たのかと思っていたがこちらもやはり詳細は会ってない事から不明だった…