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第29章 ヒカルの調教⑦

ヒカル自身から調教しても良かったが他人に抱かせて行く事も考え予定に無い事もありこの2人を使うことにした一石二鳥だと思いすぐ話しを持って行くと２つ返事だった…

機会を見て由香同様3Pが可能かの判断はヒカルがする…恵美がどこまで堕ちるかも分からない…由香同様になったらそれはそれで自業自得だと手心を加えるつもりは全く無い…

恐ろしいほど全てが上手く行っている…浩一の中で警戒音が鳴る…事が上手く行っている時ほど慎重に行動しなければ全てが破綻する…

そう思い浩一は2人にこの話しをした後周りの状況と自身の周りを注意深く確認していた…3人の女達の方にも同様に…沙也香の両親が部屋に来た事や由香が優子に接触した事など色々あったが恵美には大学内で男に数人告白され1人を残して全て断った事などヒカルが使える情報網と探偵社を使って調べた…

とは言え探偵を使ったのはヒカル個人の方で女3人は情報網のみ…危うくなっても一切の証拠は無く唯一中出ししたそれが証拠になり得るだろうが3人がそれを身内に露呈した時にはもう誰かを調べる事は不可能だろうと医学部の慎吾で確認していた…

インターンの件を画策されている事を掴んでヒカルに期限が出来てしまった事が唯一の誤算だったが社内で女を使って籠絡する相手も行動パターンも既に確認してありいざとなればそれを行使するつもりで身内の方は大丈夫と踏んだ…

沙也香の方もどうやら本人の事では無く家族の事での行き来だと判明して残る由香の行動も全く別件での接触だったと分かった…

その上で2人を別荘に招き入れている…

浩一は別荘周りにも警戒を初めている…その為の隠しカメラで室内から電源を供給して24時間365日監視確認が可能だった…警報ブザーも設置してあり両親や親戚などの使用情報も常に確認してある…

磔台はすぐにビルに戻して道具類は二重底に作った段ボールに収納してあり使ってない時に見られても簡単には分からない…

そこまでの警戒を常にしていた事で今まで破綻して居ない…人間の行動が1番怖い事は承知していた…英治、真司など3人に関わる人間の行動も確認し続けている…

ヒカルが康二を別荘にも放り込み二階に忍び込む車は以前同様少し先に止めて…

部屋に入って録画をして部屋を抜け出した…