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第2章 2

でも次第に顔が下を向き、顔が見えなくなった。
「ぐ……はぁ……」
うつ向いた洋斗君の口から苦しそうな息が漏れてる。
私の中で違う熱さが広がる。
こんな大きな、女の力では絶対敵わない男の人の顔を、こんなにも歪ませたのは、私……。
洋斗君の体重が徐々に私の上に浴びせられた。
肩で息をしてる。
小さな私の、そのまた小さな私の女の部分が、おっきな洋斗君を崩れさせてる。
どく……どく…………どく……………と…く…。