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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第50章 夕暮れ
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「恵、めぐみ・・・」
男の声に目を覚ました。

又、眠っていたらしい。
義父の顔が微笑んでいる。

「着いたで・・。めぐみ・・・」
もう夕暮れが終わる頃の薄暗いガレージの中にいた。
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