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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第7章 約束
「買いもんから帰ってきたらな・・・。垣根の下からコイツが道路のとこに這って行きよんねん・・・。車にでも潰されたら可哀想や思てなぁ」

意外な義父の言葉に、つい声が出た。

「へぇー、優しい・・・ん、ですね?」
「アホッ。そ、そんなんや無い・・・」

啓介は顔を真っ赤にすると、恵の背中を押し出すように玄関に向かった。
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