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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第68章 油断
啓介は野獣と紳士の顔を巧みに使い分けていた。
激しく恵を陵辱した次の日は恋人を優しく労わり、散歩や買物の時間を楽しむのであった。

元々、仲の良い息子に対しても罪悪感を捨てて夕方までと自分の心を縛る事もせず、会いたい時には夜でもこうして三人で楽しく過ごすのであった。
実は今日も武が帰って来るまで恵と愛し合っていたのだ。
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