この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
永眠を捨てた青少年
第2章 2
 しずは腰を大きく跳ねさせ、声にならない、くぐもった音を口からもらした。
 そしてしずの股間の割れ目の間から小便が飛び出し、放物線を描いてしず自身の顔にかかった。

 小霧の中で、何かが、切れた。
 自分の口が何か叫んでいるようだが、よく分からない。
 体が勝手に動く。

 小霧は右側の髭面の顔面に頭突きをしていた。
 髭面の鼻が曲がり、激しく鼻血を吹き飛ばして後ろにのけぞる。
 馬面がひるんだ隙を見逃さず床を転がり、すばやく立ち上がる。

 そのあとのわずかな間に——
 髭面と馬面の二人の頭は、首から半分離れていた。
 二人とも首からはどくどくと鮮血を飛び出させている。

 小霧は——
 すでに刀を振り抜いた格好で立っていた。
 髭面と馬面の頭はどちらも、もう少しで首からもげて落ちそうになっている。
 やがて二人の体は床に崩れ落ちて、倒れた。

 小霧は、ゆっくりと龍玄の方を向いた。
 龍玄の目に、かすかに驚きの色が浮かぶ。
/193ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ