この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永眠を捨てた青少年
第2章 2
しずは腰を大きく跳ねさせ、声にならない、くぐもった音を口からもらした。
そしてしずの股間の割れ目の間から小便が飛び出し、放物線を描いてしず自身の顔にかかった。
小霧の中で、何かが、切れた。
自分の口が何か叫んでいるようだが、よく分からない。
体が勝手に動く。
小霧は右側の髭面の顔面に頭突きをしていた。
髭面の鼻が曲がり、激しく鼻血を吹き飛ばして後ろにのけぞる。
馬面がひるんだ隙を見逃さず床を転がり、すばやく立ち上がる。
そのあとのわずかな間に——
髭面と馬面の二人の頭は、首から半分離れていた。
二人とも首からはどくどくと鮮血を飛び出させている。
小霧は——
すでに刀を振り抜いた格好で立っていた。
髭面と馬面の頭はどちらも、もう少しで首からもげて落ちそうになっている。
やがて二人の体は床に崩れ落ちて、倒れた。
小霧は、ゆっくりと龍玄の方を向いた。
龍玄の目に、かすかに驚きの色が浮かぶ。
そしてしずの股間の割れ目の間から小便が飛び出し、放物線を描いてしず自身の顔にかかった。
小霧の中で、何かが、切れた。
自分の口が何か叫んでいるようだが、よく分からない。
体が勝手に動く。
小霧は右側の髭面の顔面に頭突きをしていた。
髭面の鼻が曲がり、激しく鼻血を吹き飛ばして後ろにのけぞる。
馬面がひるんだ隙を見逃さず床を転がり、すばやく立ち上がる。
そのあとのわずかな間に——
髭面と馬面の二人の頭は、首から半分離れていた。
二人とも首からはどくどくと鮮血を飛び出させている。
小霧は——
すでに刀を振り抜いた格好で立っていた。
髭面と馬面の頭はどちらも、もう少しで首からもげて落ちそうになっている。
やがて二人の体は床に崩れ落ちて、倒れた。
小霧は、ゆっくりと龍玄の方を向いた。
龍玄の目に、かすかに驚きの色が浮かぶ。