この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永眠を捨てた青少年
第2章 2
小霧は狂ったように頭を激しく振った。
取り返しのつかないことをしてしまった。
しずはもう、二度と、戻らない。
一緒に、なりたかった。
一緒に、なれなかった。
自らの手で断ち切ってしまった。
小霧は、絶叫し続けた。
目の前にあることが、一体何を意味しているのか、見ているこれは何なのか、今自分はどこにいるのか、なぜここで絶叫しているのか——
分からないことだらけじゃないか。
分からないということしか、分からないじゃないか。
小霧は右腕と、手首のない左腕とでしずを抱きしめた。
ただ、一緒になりたかっただけなのに。
このまま一緒になってしまいたい。
溶けあって、混ざりあって、そのまま永遠に一体になってしまいたい。
ずっと一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
取り返しのつかないことをしてしまった。
しずはもう、二度と、戻らない。
一緒に、なりたかった。
一緒に、なれなかった。
自らの手で断ち切ってしまった。
小霧は、絶叫し続けた。
目の前にあることが、一体何を意味しているのか、見ているこれは何なのか、今自分はどこにいるのか、なぜここで絶叫しているのか——
分からないことだらけじゃないか。
分からないということしか、分からないじゃないか。
小霧は右腕と、手首のない左腕とでしずを抱きしめた。
ただ、一緒になりたかっただけなのに。
このまま一緒になってしまいたい。
溶けあって、混ざりあって、そのまま永遠に一体になってしまいたい。
ずっと一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。
一緒に。