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永眠を捨てた青少年
第3章 3
「……なんか、小霧さま急に大人びたような感じがします」
「そう見えるだけじゃないですか?」
 小霧はそう言ってしずの頭をなでた。

「お腹がすいてきたなあ……しず、食事にしませんか?」
「雀之丞さんがご用意してくださってるようですよ」
「みたらし団子が食べたい」
「もう……ちゃんとした食事とりましょう?」

 しずは体を起こしてベッドから下り、服を着始めた。
 小霧はしばらくしずから目をそらせ、待っていた。

 やがて小霧は浴衣の前を合わせながら、ベッドから床に足を下ろし、立ち上がろうとした。
 が、小霧は足に力が入らないことに気づいた。
 次の瞬間には——小霧は床に倒れ込んでいた。

「小霧さま!?」
 しずがすぐさましゃがんで小霧を起こそうとする。

 ——動けない……?
 小霧はそう感じた。
 疲れとかそういった類のものではない。
 何かが、おかしい。
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