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永眠を捨てた青少年
第2章 2
 そして背中側から伸びた縄が天井の梁の上を通り、その先を龍玄の力強い腕がしっかり握っていた。
 龍玄が力をゆるめれば、背中の縄もゆるんで勝手に前かがみになり、引っ張られれば無理やり直立に近い体勢にさせられる。

 多く刻まれた鞭の痕でいまだに痛む全身は力が入らず、立っているというより縄に立たされている状態だ。龍玄が縄を上げ下げすると、されるがままにおじぎを繰り返させられる。

 そして股の間は——朝に初めて貫かれたばかりの狭い肉壺の中は、固く太く、そして長い龍玄の男根に無理やり奥まで押し広げられていた。

 苦しい。
 まるで口をふさがれているように、息ができなくなる。
 体の外側だけでなく、内側からも痛みが襲ってくる。

 強引に詰められた肉の棒は、縄で体を引っ張られると外側に出ていこうとする。
 だが、抜け出る寸前で縄をゆるめられ、前かがみになると自ずと尻を突き出す格好になり、再び肉棒は奥深くに突き刺さる。

 自らの意思に関係なく姿勢を変えさせられ、奥を強く何度も突き上げられ、苦しさで失神しそうになる。
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