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健康診断1泊2日コース~検体はこちらで採取いたします~
第2章 1日目
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・・・今まで辛いとき、私はどうやって感情を処理していただろう。
上司に怒られたとき
彼氏と別れたとき
何もいいことが起こらないとき
たまに、死んでしまいたいとき
私はどうしてきたんだっけ

不貞腐れたり
やけ酒ややけ食いしたり
廃人のように何もしなかったりしたけど・・・

あれ?
私の感情は?
辛い
悲しい
寂しい
虚しい
どれも私の感情なのに
どれも何もしてこなかった
・・・無視してた?気づいてなかった?
私は、私の感情に関心を向けていかなかった・・・?

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「ひっく・・・。うぅっ・・。」
少しおさまってきた。

「落ち着いてきましたか?」
状況確認するための、温かみのない声。

「・・・はい。すみません。」
たくさん泣いた。
十分泣いた。
声はちゃんと出る。
大丈夫。

「では、検査に戻ります。と言っても、検尿ができなくなってしまいましたからね。予定ではカテーテルで導尿するだけのつもりだったんですが、もう空っぽでしょうからね。仕方ない。おしっこの管を入れましょうか。」

一柳の口調は戻っている。

京華は我に返った。
泣いてすっきりしたが、あられもない姿で拘束されているのだ。
忘れていたわけではないが、意識がそっちに向いていなかった。

「消毒しますよ。」

再び尿道口に温かみを感じる。
さっきより一柳の手が温かく感じる。
下腹部の疼きは違和感へと戻ったが、違和感は下腹部からもっと下まで感じていた。

「力を抜いてくださいねー。ふーっ。」

指示に従いふーっと息を吐く。
尿道口から異物感を感じた。
膣口より少し上。
いつものところじゃないところからカテーテルが入ってきている。
にゅるっとしている。
変な感じ。
でも、嫌じゃない。
嫌じゃないけど、気持ちよくもない。
そんな感じ。

「はい。いいですよ。このままついでに検便もしてしまいましょう。」

「えっ」

「大丈夫です。すぐ終わります。香川、お尻を抱えてあげて。」

香川が「失礼します。」と断って京華の上に仁王立ちする。
そのまま京華のお尻を抱え、肛門を一柳に見せる形になった。

「(いやっ。そんな。汚いのに。)」

「はーい、ふーっと息を吐いてー。」
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