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健康診断1泊2日コース~検体はこちらで採取いたします~
第3章 2日目
言っている意味がわからなかった。
膣圧計くらいしか想像できない。

「昨日の検査結果から、恥ずかしいことと気持ちいいことにセンスがあることがわかりました。また、動けなくなることでさらに気持ちが昂ることもわかりました。なので、動けない状態で、恥ずかしい気持ちになってもらい、気持ちいい刺激を与え続ける。それで感情の表出をしてもらい、不感症の治療を試みる。という方針を立てました。」

至って真面目に説明する一柳と、内容がまるっきり飲み込めていない京華。
きょとんとした顔が「意味がわかりません。」と訴えている。

「簡単に言うと、昨日の倍以上に恥ずかしくて気持ちいいことを動けない状態でやりますよ、ということです。機械で。」

カァッ・・・!!!
京華の頬は一気に赤くなった。
一柳から視線をそらし、下を向く。

つまり、そういうことだ
昨日の倍以上の、いろんなことをされるんだ・・・!!!
いやだ、そんなの!
昨日以上の恥ずかしくて気持ちいいことなんて、冗談じゃない!
でも、昨日は結局この人の言うことを聞くしかなかった
今日になったからって、主張を聞き入れてもらえるのか・・・?
いや、きっとそんな期待は・・・

本音と従属意識がいい勝負をしている。
しかし、もう結果は見えていた。
部屋に満ちる一柳の香り。
さっきより強く感じる下腹部の熱。
従属意識が京華を支配し始めていた。

「・・・わかりました。」
弱々しく返事をした。
というか、するしかなかった。

「あぁよかった。ありがとう。じゃあ、これにサインしてくれるかな。」
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