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健康診断1泊2日コース~検体はこちらで採取いたします~
第3章 2日目
淫乱な言葉が羅列したその同意書を見ることさえできず、走り書きでサインした。
「ありがとう。じゃあ早速、部屋を移動しよう。ここじゃできないからね。あと、もう薬が効いてると思うんだ。ちょっと感じやすくなるからね。」
もう京華は言われるがままだった。
激しい責めをされる。
お願いは聞いてもらえない。
体が熱を持ち、鼓動がわかるくらいドキドキしている。
果たして私はどうなってしまうのか・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
治療室A、と書かれた部屋に移動した。
「ひっ・・・」
驚きのあまり漏れ出る声。
それもそうだ。
その部屋は治療室というよりSM部屋だったからだ。
およそ24畳はありそうな広い部屋。
その中心に据えつけられた開脚椅子。
両手両足と体幹の部分にはがっちりと固定できそうな金属製の固定具が備わっている。
さらにその座面には細い棒状の物が2本立っていた。
周囲には目隠し、手錠、ギャグボール、吸引機、鞭、蝋燭、高圧浣腸の容器、針と糸、ピストンマシン、ありとあらゆる責め道具が揃っている。
壁と天井は鏡張り。
その天井からは手術室で見るような生体モニター画面が吊り下げられており、今の京華の血圧を示していた。
それとは別に、何を示すのかわからないが「0」と表示された小さいモニターがあった。
多少の医療要素はあるが、照明さえ赤ければ完全なSM部屋だ。
一体私はここで何をされるの・・・・・・
恐怖が襲ってくる。
異様な空間に足の力が抜け、よろけてしまった。
「大丈夫ですか?」一柳が言う。
返事なんてできない。
「大丈夫じゃないですね。」
京華は足に力が入らず、一柳にもたれかかり、そのまま座りこむ形になってしまった。
「香川、毛布を持ってきて。京華さん、大丈夫ですよ。怖いですね。でも大丈夫。僕に任せてください。」
毛布のふわふわした感触と温かみが恐怖心をわずかに軽くさせたが、京華の思考は停止してしまった。
表情さえ変えれない。
「ありがとう。じゃあ早速、部屋を移動しよう。ここじゃできないからね。あと、もう薬が効いてると思うんだ。ちょっと感じやすくなるからね。」
もう京華は言われるがままだった。
激しい責めをされる。
お願いは聞いてもらえない。
体が熱を持ち、鼓動がわかるくらいドキドキしている。
果たして私はどうなってしまうのか・・・
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治療室A、と書かれた部屋に移動した。
「ひっ・・・」
驚きのあまり漏れ出る声。
それもそうだ。
その部屋は治療室というよりSM部屋だったからだ。
およそ24畳はありそうな広い部屋。
その中心に据えつけられた開脚椅子。
両手両足と体幹の部分にはがっちりと固定できそうな金属製の固定具が備わっている。
さらにその座面には細い棒状の物が2本立っていた。
周囲には目隠し、手錠、ギャグボール、吸引機、鞭、蝋燭、高圧浣腸の容器、針と糸、ピストンマシン、ありとあらゆる責め道具が揃っている。
壁と天井は鏡張り。
その天井からは手術室で見るような生体モニター画面が吊り下げられており、今の京華の血圧を示していた。
それとは別に、何を示すのかわからないが「0」と表示された小さいモニターがあった。
多少の医療要素はあるが、照明さえ赤ければ完全なSM部屋だ。
一体私はここで何をされるの・・・・・・
恐怖が襲ってくる。
異様な空間に足の力が抜け、よろけてしまった。
「大丈夫ですか?」一柳が言う。
返事なんてできない。
「大丈夫じゃないですね。」
京華は足に力が入らず、一柳にもたれかかり、そのまま座りこむ形になってしまった。
「香川、毛布を持ってきて。京華さん、大丈夫ですよ。怖いですね。でも大丈夫。僕に任せてください。」
毛布のふわふわした感触と温かみが恐怖心をわずかに軽くさせたが、京華の思考は停止してしまった。
表情さえ変えれない。