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レスさんとシンママちゃん【完結】
第10章 レスさんのカラダ



アキさんの髪がボクの頬に当たります



「ごめんね、ボクちょっとだけ焦ってたみたい

 こんなに仲良くなれたから、求めすぎたのかも」





「求めてくれるのは嬉しいけどさぁ、

 私はキミの港妻にはなれないよ?」




アキさんもボクと同じことを考えているのかもしれない


キスしたら、もうダメ



えっちしても、ダメ




どれだけ強めのスキンシップでも、


まだラインは越えてない




「こうやってくっつくのもいいですね」



「うん、私も〜! 落ち着く〜!」



アキさんはもたれ掛かりながら、ボクの手を取って指を握りしめる




「10日間は……長いね……」

とアキさんがポツリと言う




「そうだね、ここ最近いつも会ってたからねぇ」





「ジロウ君と旅行かぁ〜、想像するだけでも楽しいわねぇ」




「そうですかぁ?ボクは想像するだけさみしいなぁ」



「帰ってきたらちゃんと慰めてあげるから!」




「じゃあ、ちゃんと触らせてもらおう」




「ちゃんと触らせるって何よ!?」




「裸にひん剥いて、触りまくる」




「ダァーーメ!」




「おっぱいとお尻をさわりまくる」



「ダァーーメ!」





「脚を開いて、顔を埋める」




「ダメダメダメダメ!」



「なんだよ、全部ダメじゃん!?

 じゃあ………無理やりキスする……」





ちょっと違う角度からぶっ込んでみる

今まで触れなかった部分……





「………ダメよ、そんなの……」




アキさんはうつむいてしまった




ああ、また余計な事言っちゃったかなぁ




ボクは沈黙がツラくて


「入金に行きましょうか?」と声を掛けると




「……うん」


とだけ答えられました




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