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レスさんとシンママちゃん【完結】
第2章 逆セクハラ対セクハラ合戦
少し時間が経ったころ、
ソファの空いてる場所をバンバン!と叩き始めた
隣に座れ!という事か?
ぼくは席をいちど立ってから、アキさんの隣に腰を落とした
よくわからないので、ぼくも黙ってる
すると「お疲れさん」と飲んでる自分のペットボトルを手渡してきた
まぁ、思春期でも無いので…
遠慮なくゴクゴクともらいます
冷たくて美味しい
ボトルを返すと、そのままアキさんも再び唇をつけてゴクゴク飲み始めた
「……マジメねぇ、ジロウくん」
「……パソコンの仕事ばかりで目が痛いよ、売り場に居たころのほうが良かった」
「……そう……」
そのまま、しばし沈黙
まぁ、区切りもついたし帰ろうかな
ソファからデスクに移動して、再びチェアに腰掛けてノートパソコンを仕舞っていった
するとアキさんはソファから立ち上がり、ぼくの背後にまわる
突然、肩をもみ始めた!
今までそんな事してなかったのに!
でも
残念ながらぼくはあんまり肩がこらないんだよね
「……ぜんぜんこってないわね……」
拍子抜けした様子
「……そんな仕事してない、みたいな言い方しないでよ……」
申し訳ないので、交代する
アキさんがチェアに座って、ぼくが後ろから肩をもんであげる
指にアキさんの身体のぬくもりと感触が伝わる
Tシャツの布一枚ごしに、女体を感じる
細身のアキさんだが、こうして布一枚だけだと肌のやわらかに気付かされる
下ゴコロってほどじゃないんだけど、いまエロいことを考えてる、て悟られないよう緊張しながらマッサージを続ける
肩を揉んでいると、ときおりTシャツの首まわりから下着が見え隠れする
ブラ紐は淡いブルーだった
上から覗き込んでも、残念ながら胸の谷間は無かった
でも触れてるだけで、じゅうぶんエロかった…
あんまり長く触ってるとへんな勘繰りをされそうなので親指が痛くなってきたときに切り上げた
「はいっ、終了ぉ〜ッッ!」
「え〜? もっとやってよぉ〜」
「ダメダメ」
「……ん〜、じゃあまた今度ね、今度は背中とか腰もやって欲しいわぁ〜っ!」