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レスさんとシンママちゃん【完結】
第2章 逆セクハラ対セクハラ合戦

しみじみとため息をつくアキさん
いちど手を離してスナック菓子の袋を開ける
そしてまたアキさんのほうから指を絡めてきた
「それでジロウくんのほうも浮気相手と継続中?」
「いや、転勤してからはもう会ってない」
「今は居ないの? 浮気相手!
……ていうか“港妻”っ!!!」
アキさんは自分で言って大爆笑してた
「笑い過ぎ!」
「いゃあ〜、ホントに港妻を作ってたヒト居るんだぁ〜!
いや、セフレさんかぁ〜」
「セックスばっかりじゃないよ、
ショッピングに出かけたり、映画館行ったり、水族館に行ったり、普通にデートもしてたよ」
「ああ、それ良いなぁ〜、デートなんてほとんどしてないわ
彼氏の家に行くか、日用品の買い物に付き合う程度だわ〜
わたし、枯れてるなぁ〜~?」
「ラブホも行ってんでしょッッ!?」
「そりゃ昔はね! 今はそんなトコにもなかなか行かない……
そもそも、えっちは全然してない」
「それも寂しいね……、たまには彼氏とえっちしたいでしょ???」
「ぜぇーーんぜん! 今さら!」
「熟れた身体がうずく、とかは?」
「なんでそこで笑うのよ!
えっちなんて無けりゃ無いでいいのよ!
あ、キミは違うんだった!
転勤先にそれぞれ女を作るんだっけ?」
またアキさんは大笑いしてる
「そんなんばっかりしてないわッッ!!」
「ああ、そうそう! ハルナちゃん今ならすぐ落ちるわよ
あれから、ハルナちゃんジロウくんの話しばっかりするもの! 今日は来ないのかしら?って!
キミも罪なオトコだのぉ〜~」
「……若すぎない? 10以上歳が離れてるんだけど
話題も合わないんじゃない?」
「ハルナちゃんはおっぱいも大きいし、ムチムチしてるから抱き心地良さそうじゃない?
男の人が好きそうな感じでしょ?」
「アキさんもオッサン目線になってますね~」

