この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
レスさんとシンママちゃん【完結】
第15章 出張編 イツキと遊ぼう!


「ドラッグストアどっちだろう、イツキ知ってる?」



「わかんない」



「そっか、まぁ商店街だからな、歩いてりゃそのうち出くわすだろ」



ふたりで手を繋いで歩こうとしたら


「あ!靴下履いてくるの忘れてた!カッコいいやつ!ジロウ、靴下履きに戻ろう!」




「ええっ!? うそでしょ??」




ボクらはまた階段を昇ることになりました




「えらく早かったわね?」



「違うよ!忘れ物だよ!カッコいいやつ!」



「タマキ……、ちょっと時間かかってもいいだろう? 

 ちょっと……すぐには戻って来れないかも」



ボクは息が上がってしまっていた




「別にいいけど………今日は仕事行かないし、

 アンタこそ大丈夫なの?

 なんか疲れてるみたいだけど……」




というわけで気を取り直してもう1回下まで降りて商店街を歩きました




というか、商店街にドラッグストアはいくらでも有りました



ここから見えてるだけでも3つくらいは看板が見えてます




いやぁ、ちょっと待ってくれ、

すぐに買って、すぐにまた階段を昇るのはムリだ




ちょっと休憩しよう……




「イツキ、マクドナルドでジュース買おうか?」




「うん! あ、マクドナルド行くならDS持ってこなきゃ! ポケモン出来るから!

 取りに帰ろう、ジロウ!!」




「ああぁぁぁ、 ちょっと待って!

 違うとこにしよう! もっとお店があるかもしれないから探検しよう!
 マクドナルドは次だ、次!」




ボクはあわててイツキの手を取って小走りになった



結局お店に入るのはやめて、自販機でジュースを2本買った



そして川沿いのコンクリート花壇の縁に座った



ああ、そういえばタマキに声かけられたのはここだったなぁ、と思って感慨にふけてた



あのときは絡まれると思ってビビっていたけど


まさか数時間後に抱き合うことになるなんて、


先のことなんてわからないものだな



イツキは川沿いに飛ぶトンボを捕まえようと走ってた



/257ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ