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レスさんとシンママちゃん【完結】
第15章 出張編 イツキと遊ぼう!

夜のセックスは長かったものの、身体の疲労感はあまり与えなかったのでタマキは朝から元気だった
イツキを学校に送り出してから、ボクらも出掛ける
どこにも行けない行きたいか尋ねられたけど、土地勘のないボクには何があるのか、わからない
電車に乗って、街から離れ西へ西へ
駅を降りるとすぐに大きなフェリー乗り場
たくさんの外国人が並んでる
けっこう大きなフェリーで正面に見える島に向かいます
船着き場はぐるりと回って向こう側
どうしてこちらを寄り道するのかと言えば、
海から突き出た大鳥居
真っ赤な鳥居が海の上から突き出ています
昔の人はよくこんな所に建てられたもんだな、と感心します
外国人は写真や動画を撮りまくってます
ぐるっとまわって船着き場に到着
そこからはレトロな宿場町な雰囲気の土産物屋さんが並んでいます
その通りを抜けると海沿いの遊歩道
松の木の中を歩くと鹿が歩いてます
こちらも外国人がテンション高めに集まってきたのでボクらは遠慮します
その先は海の上に浮かぶ神社
海の上を歩いてる雰囲気を味わえます
そこも抜けていくと、大きな湾の向こう側に建物が見えます
水族館
ボクらの目的地はここでした
なかは広く、2階建て
見ごたえがあります
体験タイムではアザラシに直接触れられたり、カワウソやペンギンの餌やりを観察することも出来ました
「これはイツキも連れて来るべきだったね」
「ホントね、きっと喜ぶと思うわぁ」
じゅうぶん満喫して水族館をあとにします
フェリーに乗って戻ってきたら、少し国道沿いを歩きます
10分ほど歩くと車の列が…
掘っ建て小屋みたいなところに人が集まってます
牡蠣小屋!
「シーズンでも無いのに多いわねぇ
もっとすいてるかと思ったのに」
まだ9月のなかば
11月からシーズン開始だそうですが、タマキいわく2月か3月に来たほうがいいっと言ってました
食べ放題は冬だけみたいで、牡蠣フライ、甘エビ、ノドグロなんかを食べました
あーー、なんか観光地に来たってカンジ!
「なにもこんな暑い時期に来なくったって……」
とタマキはプリプリ怒っていました

