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レスさんとシンママちゃん【完結】
第16章 出張編 ママさんバレー

話しながら車に揺られていると、結局駅からどんどん離れてマナミさんのアパートまで戻ってきた
家に上がらせてもらい、コーヒーをいただいて落ち着かせてもらう
「その女の子もジロウ君と出会ったことはきっと後悔してないと思うわよ?
そりゃあ誰だって別れは寂しいものよ、
でも毎日の日常に忙殺されてたら、
忘れる事は無くても気持ちは落ち着いてくるわ
そのとき思い出すの、
あのとき、楽しかったなぁ、って!
それでいいのよ」
「……でも、とても残酷な事をしてしまいました
こんな事なら出逢わなければ……」
「それは違うわよ?
出逢うことは選べないもの
その女の子も、子どもちゃんも、
今はツラいかもしれないけど、
出会って良かったのよ
ツラい事ばかりじゃなかったでしょ?
楽しい事もたくさんあったでしょ?」
楽しい思い出ばっかりだ
そしてその楽しかった思い出は
あのアルバムに収まっている……
「ほら、さっさとシャワー浴びて来なさい!
アンタ、しんだみたいにボロボロよ?
洗い流してスッキリしてきなさい!!」
そう言われてボクは浴室へ促された
頭から浴びるいつもより熱いお湯は
とても心地よく、少しだけ罪悪感が剥がれたような気がします
でも、
まだまだ心の中にドロドロとしたものが溜まって
決してスッキリと晴れたりはしないのです
熱いシャワーを浴びていたら、突然浴室のドアが開きました
全裸のマナミさんが入ってきました
とても高い身長
引き締まった腕
豊かな胸
さらに下半身はとても筋肉質でがっしりしてます
マナミさんはボクの後ろから抱き締めてきました
手足の長い蜘蛛にとらわれたよう
女性の肉体がボクの身体を包み込みます
唇は奪われ、
陰部も握られ、
もう逃げられないぞ、とばかりに襲ってきます
こんなときでも、ボクの身体は反応していき硬くなっていきます
それを強く握られているうちに、
身体の底からこみ上げてくるモヤモヤとしたものが這い上がってくるのです
「全部、吐き出しなさい」
ボクは泣きながらマナミさんのカラダを貫きました………

