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レスさんとシンママちゃん【完結】
第4章 レスさん、快楽よりも安心感

「じゃあ、えっちしても最後まで出来ないときもあるってわけ? なんだかかわいそうね」


「ぼくはもう慣れてるんですけど、女のコのほうに申し訳ないですよ〜」


実際、過去にありました

途中で萎えてしまって、泣かれたことが


「病院行きなさいよ!」


「いや、うーーん、なんだろ? 不便だけど、困ってるわけでもないんで……

 こないだもアキさんとのこと思い出しながらひとりで出来ましたし〜!」



ぼくは会話が重たくならないように、ライトな口調で返します



「じゃあちょっとエロい雰囲気になっても襲われないわね〜」



「そうですね〜! 襲っても硬くなるか、硬くならないのか、わかりませんから!」



「そぉかぁ、ジロウくんが妙な安心感あるのはソコなんだなぁ〜」



「安心感? ですか?」



「そうそう、会話だったり、ちょっとしたタッチだったり、そこから襲ってこなさそうな安心感があるのよ、だから明るくふざけられるんだわ〜

 だって他にこんな人、居ないもの」



なんでしょう? 

オトコとして、どうなんでしょうか?



「まぁ、確かにぼくのほうからは積極的になれないですね……、もし積極的な行動をとってもそのあと続けられないかと思うと不安です」



「やっぱり考え過ぎね、性格なんだろうけど
 もっと自信を持って!とも言いにくいわよね
 身体のことだし……」



「彼氏さんは毎回、硬くなってるんでしょう?」


「ええっ? うーーん、そぉねぇ…

 どうだったかしら……、最近はそんな雰囲気にもならないから……」



「記憶にも残らないってことはスムーズにコトが運べてるって事ですよ、いいなぁ」



「いいかな? もうホントに全然シテないし」



「じゃあ、こないだおっぱい触らせてくれたとき、胸を触らせるのは久しぶりだったんですね」



「アハハハハ! そぉね、なんだか久しぶりの感覚だった! 忘れてたわ」


「ぼくで良かったらいつでも思い出させてあげますよ〜」


「そんなこと言って! どぉせ触りたいだけでしょ」



「ぼくが触ってコーフンする、

アキさんは忘れかけてた感覚を思い出す、

でも襲われない、

お互いウィン・ウィンじゃないですか〜」





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