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特別棟の獣
第8章 夏休み②
〈百合 side〉


身体が熱い………


それに、なんか……苦し…っ


パチッと目を開けると寝ていた私に覆い被さってる吏生がいた。


「あ、吏生…?……あ、んッ…!」


「やっと起きた。百合寝てても感じちゃってて可愛かったよ」



身体が熱いのと、下半身の圧迫感の正体が分かって恥ずかしさが込み上げてきた。

服は1枚も着てないし…


「ほんと百合の中気持ちいい。ずっと繋がってたい」


「あっ、だめ……り、お…ッ」


寝起きでこんな……


「凄い締まってきた、こっちも触ってあげるね」


親指をペロッと舐めると、それを結合部の上にある突起を押し潰しながら弄られた。


「ンぁあっ!!!だめ、吏生っ!」

「ダメじゃないでしょ?一緒にイこ?」


だめ……身体が可笑しくな…る……。


「あー気持ちいい…、百合っ」

「吏生……イっちゃう…!」

「いいよっ、ほら、イッて…」

「あぁ…っ、いく、いっちゃ…あぁあっ!!」

「凄い締め付けっ、くっ…出る…!」


全身が震え始めると、吏生がギュッと抱き締めてくれて中がドクドクしている感覚がまた気持ち良くて首に思いっきり抱きついた。




落ち着く……



この感情は何─────?
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