この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
特別棟の獣
第9章 戸惑う気持ち
「百合?お待たせ──ってなんで來がいるの」

「吏生…」

「なんもされてない?」

「うん」


來はずっと寝てるし、吏生が来ても起きそうにない。


「おい、起きろ」

「あ?あぁ、吏生さんか」

「なんで百合といんだよ、早く出てけ」

「そんな怖い顔すんなって、じゃあ先に学食行ってるわ」

「百合、ちょっと待ってて」


欠伸をしながら出ていく來を追いかけるように吏生も出ていってしまった。


結局小説はあの後読むことなく、ずっとぼーっとしていた。



玉の輿か………



それに吏生を返してって言われちゃった…



あ、まただ。


吏生が部屋にきて無くなったと思ったのにまたモヤモヤしてきた…



あの女の人の顔を思い出す度に気分が沈んでしまう…



この気持ちは何────?
/287ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ