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特別棟の獣
第11章 ストーカー
何だろう…
動悸が止まらない…
身体がどんどん熱くなっておかしい…
しゃがみこんでいる私の前に誰かが来た。
「百合、もう大丈夫だから」
吏生だ…
その声と共に私の頬に吏生の手が伸びて、触れた瞬間ピリッと電気が走った様な感覚に陥った。
ピクッと反応すると「百合……?」と不思議そうにする吏生。
「吏生、媚薬飲まされてる。早く帰った方がいい」
「ソイツら始末しといて。ちゃんと聞き出すの忘れないようにね」
「貸し1つな」
その時、吏生と蒼さんの会話を聞く余裕は私にはなかった。
こんな事があった後なのに…
目の前にいる吏生に触りたくて堪らない…
熱い…
身体が変……
「吏生っ…」
「辛いかもしれないけど家まで我慢ね、帰ろう」
吏生は私をお姫様抱っこすると、マンションへ歩き出した。
動悸が止まらない…
身体がどんどん熱くなっておかしい…
しゃがみこんでいる私の前に誰かが来た。
「百合、もう大丈夫だから」
吏生だ…
その声と共に私の頬に吏生の手が伸びて、触れた瞬間ピリッと電気が走った様な感覚に陥った。
ピクッと反応すると「百合……?」と不思議そうにする吏生。
「吏生、媚薬飲まされてる。早く帰った方がいい」
「ソイツら始末しといて。ちゃんと聞き出すの忘れないようにね」
「貸し1つな」
その時、吏生と蒼さんの会話を聞く余裕は私にはなかった。
こんな事があった後なのに…
目の前にいる吏生に触りたくて堪らない…
熱い…
身体が変……
「吏生っ…」
「辛いかもしれないけど家まで我慢ね、帰ろう」
吏生は私をお姫様抱っこすると、マンションへ歩き出した。