この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
特別棟の獣
第14章 新学期
いつものテーブルに近付くと、吏生はもう来ていて私の分までご飯も頼んでくれてあった。


「吏生、お待たせ」

「そんな急がなくても俺も今来たばっかだよ」


吏生といれば他の人が近づいてくることもない。


そう安心してご飯を食べていた。


「講義どうだった?」


いつものように聞いてくる吏生に「今日は大丈夫そう」と言うと、「じゃあご飯食べたら一緒に買い物行こっか」と機嫌が良さそう。

最近は私の部屋に吏生が来るようになって、食材の買い物も一緒に行ってくれる。


平和だなぁ…と思っていると、隣のテーブルに誰かが座った。

吏生がいるから蒼さんか來かな?と思っていると…


「え、百合さんの彼氏ってもしかしてこの銀髪?」


………えっ!

まさかの玲生くん……


だ、大丈夫……?

吏生にそんなこと言って……

1年生だから吏生のこと知らないのかな…?


「何、百合この金髪と知り合いなの?」

「知り合いって程じゃ……」

「じゃあ何?」

「さっき学食の場所を聞かれたから…」


恐る恐る吏生の顔を見ると、玲生くんを睨んでいた。


絶対怒ってる……
/287ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ