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特別棟の獣
第19章 1年後──
「吏生…」

「ん?」

「ぎゅーして」


え………

いや、するけどさ…

こんなこと言われたの初めてだから俺が動揺するよ…


駄目だ、キスしたくなってきた…


少し身体を離そうとすれば「やだっ」と俺の首に回した腕の力を強めて抱きついてくる。


「ごめん、何かした?」

「離れちゃ嫌……」


完全に俺の負け…


蒼と來にくっついてた説教しようと思ったけどもうどうでもいいや。


「百合、キスしよ?」

「………」

「まだこのままがいい?」

「………」


あれ……

反応が無い……

酔っ払ってるし寝ちゃったかな…


そう思っていると、百合の腕の力が抜けて俺の首筋に顔を埋めてきた。


可愛いすぎる…


理性がぶっ飛びそうになる瞬間───


チクッとした痛みがした。


「え…、百合もしかして……」


キスマ付けた……?


「ふふっ、痛いー?」

「痛くないけど…」


頭が噴火しそう…

たまになら酔っ払ってもいいかも。

俺と二人でいる時限定で。
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