この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
特別棟の獣
第19章 1年後──
〈百合 side〉


目が覚めると私はバスローブを着ていて、隣には気持ちよさそうに寝ている吏生がいた。


そう言えば…、昨日蒼さんに貰ったシャンパンを飲んだところまでしか記憶が無い…。


「吏生っ、起きて」


時計を見ると7時過ぎだった。


「んー…、百合起きたの…?早いね」


「昨日私いつの間に寝ちゃってた…?吏生が部屋まで連れてきてくれたの?」


「え、覚えてないの?」


「うん」


吏生はポカンとした表情で私を見ながら「2杯でそれか…」と呆れた様子だった。


やっぱり私何かしちゃったのかな……


「ごめんなさい…」


「あれは飲ませた蒼が悪いから百合が謝らなくていいよ」


「私迷惑かけた?」


「そんな事ないよ。可愛かっただけ。でもこれからはお酒飲むのは駄目だな、俺と二人きりの時はいいけど」


やっぱり私何かしちゃったんだ…
/287ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ